『毒親と呼ばないで』

親は100%毒でしたか?

『profile』

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眞由子

「毒親と呼ばないで」主宰。
長年、家族関係や親子の葛藤をテーマに発信してきました。
自らも機能不全家庭の中で育ち、長い時間をかけて
“自分を生きること”を見つめ直してきました。

3人の子どもを持つシングルマザーですが、子どもは皆独立しました。
子どもの不登校や引きこもり、虐め問題も体験し、私は親として鍛えられました。

小さな頃から、人の気持ちに敏感で、
家庭の空気や言葉の温度にも影響を受けやすい子どもでした。
10歳の時両親が正式に離婚し、弟は母、私はそれまで殆ど家にいなかった父と暮らすことになりました。
父は女性と一緒でした、その人が私の新しいお母さんでしたが、父と継母と3人の暮らしは、父と継母が突如失踪したことで、一年半ほどで壊れました。そのあとは親戚の家でお世話になったり、また、ふらりと父が新しい女性と戻って来たり、戻って来たと思ったらまた消えたり、本当に私は親に振り回される人生でした。

こちらにも書いています私の命を支えてくれた”まな板の音”

「私は愛されない子どもだった」と思い込んだまま大人になりました。

けれど、苦しみ続ける日々でしたが、ある時気づいたんです。
親を恨み続ける限り、私は“誰かの人生”を生きているままだと。
そこから少しづつ、“自分の人生を自分の手に取り戻す”ことを始めました。

今大切にしているのは、
過去を否定することでも、美化することでもなく、
「これから、どう生きたいか」「私はどう在りたいか」を絶えず見つめること。

私が提供している“ライフセッション”では、そんな等身大の視点から、
自分を縛っている思い込みや言葉を一緒に見つめ、
心が少しでも自由になるきっかけをお渡しできたらと思っています。